iPad(iOS)のバッテリーを長持ちさせるコツ
iPad(mini)/iPhoneに使われているリチウムイオン電池。特性を知らずに使っていると、思っていたよりも早く寿命を迎えてしまいます。そんなことにならないために、予防策を講じておきましょう。
正しい充電方法
充電するにあたっての注意事項は下記の4つです。
・バッテリーを使い切らない
・フル充電(100%まで)しない
・使用中は充電しない
・月に一度は完全放電する(使い切る)
メーカーによるとバッテリー残量が40~80%の間を維持するのが理想とのことですが、これが簡単なようで微妙に難しい。また、リチウムイオンは熱に弱いため使用中の充電は避けた方が無難とのことです。
完全放電に関してです。バッテリー残量が10%のように表示されますが、充電を繰り返していると、表示(スマート機能)がズレてしまいます。このズレをリセットするため、1ヶ月ごとに完全放電することを薦められています。
「バッテリー残量が20%で充電を始め、80%で終了させています」と言いたいところなのですが、気づいたら100%までフル充電なんてことも多々あります。こういった知識があれば無理な使い方はしないので、そこまで神経質になる必要もないかと。設定した残量で充電をストップする機能が備わっていればうれしいのですが(リクエスト)。
バッテリーの消費を抑える設定をチェック
・明るさを調整する
・ダウンロードしたアプリケーションの使用を最小限にする
・Wi-Fiをオフにする
・LTEをオフにする(Wi-Fi + Cellularモデル)
・サービスエリア外では機内モードを使う(Wi-Fi + Cellularモデル)
・位置情報サービスの使用を控える
・プッシュ通知をオフにする
・新しいデータの取得頻度を抑える
・プッシュメールをオフにする
・自動確認するメールアカウントの数を減らす
・日付と時刻の自動設定を停止する
・iPadをロックする
・iPadを定期的に使う
アップルの公式サイトより。いろいろありますね。利便性を犠牲にしてまで、徹底的に節電するかはあなた次第。私は無理な延命よりバッテリー交換を選択します。あれもこれも『ダメ』何て言われたら使えなくなってしまいますからね。
予備バッテリーの購入のすすめ
楽しさや利便性を犠牲にした節電には限界があります。やはり、いざというときのため”eneloop mobile booster”などの予備バッテリーを持ち歩くのがベターなのかもしれません。
USB対応モバイル電源パック |
バッテリーの交換サービスを利用する
劣化してしまった場合、最寄りのApple Storeへ持ち込めば有償で交換してもらえます(郵送も可)。費用は10,800円(税込)です。
長期間使用しない場合
バッテリー残量を50%前後にして冷暗所で保管するといいそうです。ワインセラーがベスト?
最後に、このワザはiPad/iPhoneだけでなく、PC・スマホ・デジカメなどバッテリーを使用する多種多様なデジタル製品に使えます。