気になるところにリンクする付箋:ココサス
同社の社員が、社内の回覧物について「ページのどの箇所が重要か分からない」と不便さを感じていたことが商品誕生のきっかけだ。ココサスを使えば、ページの先端を折ったり、赤線を引いたりする必要がなく、書類などを傷つけることがない。
デザインは12種類。矢印や指差し、人気のキャラクターをかたどったタイプなどもあり、カラーも豊富で、学生から社会人まで幅広く使えそうだ。いずれも本体部分と先端部分を約8対2の割合で切り離すことができ、指定したいページに付せんを貼ってから、強調したいポイントに切り離した先端(矢印や指差しなど)を貼りなおせる。先端と本体は当然、デザインや色が統一されているので、同ページに複数の重要な箇所が複数ある場合、同じデザイン・色の付せんを使えば、迷わずに目的に誘導できるわけだ。
2013年6月に開催された、ISOT(国際文具・紙製品展)に参考出品したところ、「ありそうでなかった商品」「こういう商品が欲しかった」など好評を博し、当初の予定より発売が3カ月早まった。一般の本や参考書だけでなく、地図や旅行パンフレットに使えて便利という声もあるそう。
どこにマーキングしたかが一目でわかるアイデア商品。便利なだけじゃなく、デザインも含めステキ。