ペットボトルに付ける鉛筆削り:ケズリキャップ
開発のヒントは、幼児の母親へのインタビューにあった。「削りくずを入れる容器が外れやすく安定しない」「子どもは容器がいっぱいになるまで捨てようとしないので、削りくずがあふれて散らかってしまう」という不満の声を解消すべく、就学前の幼児を対象にペットボトルを再利用する本商品を開発したという。「お子様は幼稚園の年中くらいから鉛筆を使う機会が増えてくるようですが、『学校に入る前は鉛筆削りも簡単で手軽なものが欲しい』という親御さんのニーズにお応えしました」
通常の簡易な鉛筆削りでは多くの削りくずをためられないのに対し、ケズリキャップを500mlのペットボトルに取り付ければ約10本分の鉛筆の削りくずをためることが可能だ。「たまっていく削りくずは自分が頑張って勉強やお絵かきをした証し。例えば大人がボールペンの替え芯を集めるのに達成感を覚えるように、やる気になってもらえたらうれしいですね。また、色鉛筆などを削ると、さらにきれいでうれしいというお声もあります。お子様なら350mlのボトルが、手頃で使いやすいと思いますよ」
使い勝手がよく、エコな商品ですね。普段、鉛筆をナイフで削りながら気分転換をしていたのですが、これは買ってしまいそう。頑張ってる感を視覚的に確認できるのが魅力です。