ヤンマーx佐藤可士和x奥山清行x滝沢直己

ヤンマーx佐藤可士和x奥山清行x滝沢直己

ヤンマーが総合プロデューサーに佐藤可士和を迎え、ブランドイメージ向上を目指した『プレミアムブランドプロジェクト』。

YANMARの『Y』。コーポレートネーム「ヤンマー」の由来であり、日本人にとって豊作の象徴でもあるトンボ(オニヤンマ)の『羽』。

この2つをモチーフに、次の100年へと飛躍するブランドの意志を表現しました。鋭角的なフォルムは、未来を切りひらく先進性と精緻を極める世界最先端の技術力を。コーポレートカラーでもある赤は、「開拓者精神」「挑戦」「情熱」「太陽」「豊かさ」を表しています。

アルファベットのYがモチーフのブランド・ロゴ。佐藤可士和らしいシンプルで鋭いデザインです。

コンセプトトラクターは日本の農業の新しい姿を提案しています。そのイノベーションに溢れるデザインにはヤンマーがこれから量産モデルに展開してゆく様々なテーマが含まれています。後方に細く絞られたボンネットや大きく丸みをおびたキャビンは軽快なスタイリングだけではなく、業界トップクラスの視界性と快適性を実現させました。メタリックレッドはこれまでのヤンマーレッドをさらに進化させ、作業機としての力強さと農家の皆様が誇りを持てる、高級感あふれる色合いです。

また、このトラクターは無人走行による追従システムを搭載しており、複数の作業工程を一人の作業員で効率よく行う事ができ、新しい農業の姿を提案します。本システムは現在ヤンマーの中央研究所で実用化に向けて研究開発中です。

今後登場する数々のヤンマーの量産トラクターや管理機などの農業機械を通して、これらのデザインやイノベーションが次々と世に出ていきます。

トラクター”YT01″やエクスプレスクルーザー”X39″のデザイナーはフェラーリ社創業55年を記念して作られたエンツォフェラーリやイタリア大統領公用車のマセラティ・クアトロポルテなどをデザインした奥山清行。エアコンやオーディオもばっちりとのこと。

かっこいい農業ウエアをつくろう!こんな会話からデザイン作業が始まりました。このウエアもまた、ファッションではなくプロダクトとしての機能性・完成度が求められている、という事は言うまでもありません。

デザインのプロセスでは、現場の農家の方から生の声を聞かせて頂きました。日常の作業ではどのような動き、体勢が多いのか?ウエアにはどのような機能が必要なのか?現在不便に思っていることは何か?どんな色を着てみたいか?等々。そんなリサーチから徐々にデザインの骨格が浮かび上がって来ました。少しでも作業に費やされるエネルギーを軽減できる軽量の素材を使用したい、動作のストレスを無くすためのカッティングを研究しよう、そして何よりも毎日の仕事が楽しくなるように、仕事のための「作業着」ではなく、かっこいい「服」を作りたい、と考えました。

デザイン要素の中で、色は重要な部分です。大地と毎日向かい合って仕事をする人々の姿、またヤンマーの次世代農耕機のデザインから浮かんで来たのはチタニウムブラウンでした。その色をベースに、レディースには鮮やかなピンク、そしてメンズには黒をアクセントカラーとしました。

アグリウェア、マリンウェアのデザイナーはイッセイミヤケのクリエイティブ・ディレクターを務めていた滝沢直己。作業着なのにSF映画の宇宙服みたい。レインブーツがカッコいい。

ブランドイメージを刷新した、本当に洗練されたデザインですね。全体的にガンダムっぽいような気も…(イメージです)。ヤン坊マー坊はどうなっちゃうんでしょうか?それと、セレッソ大阪(母体がヤンマーディーゼルサッカー部)のユニフォームも一緒にデザインしてもらえばよかったのに。

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

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佐藤 可士和 2011/4/9

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